代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)とは脂肪肝に加え、肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症のいずれかを合併している疾患です。脂肪肝から炎症や繊維化を伴い肝硬変や肝がんなどに進行するリスクがある脂肪性肝炎がMASH(代謝機能障害関連脂肪性肝炎)です。腹部エコー検査にて脂肪肝は容易に診断できます。
当院では腹部エコー時に肝硬度:SWVを測定し、肝線維化の有無を検査しています。SWVが1.30m/s以上であればMASHであると考えられます。
脂肪肝の原因は遺伝子が関係するといわれています。日本人では肝細胞内の脂肪滴を分解するリパーゼ(PNPLA-3遺伝子)の働きが弱い人(スニップCG)が52%、非常に弱い人(スニップGG)が21%存在すると言われています。日本人は脂肪の代謝が悪い人が多いのです。少しの肥満でもMASHになる人が多いのです。
肝硬度の高い症例に当院では下記の治療を行っています。















